HISTORY OF LANDCRUISER
■Photo:TOYOTA JEEP BJ SERIES(1951)
2021年、ランドクルーザーが生誕70周年を迎えました。
1951年、初代トヨタジープBJ型誕生から、数々のモデルラインとバリエーションを経て2019年までのグローバル累計販売台数は1,000万台を越え、世界170もの国と地域で愛されています。
世界各地で人の命や暮らしを支える、また、より豊かな人生を支える存在として「どこへでも行き、生きて帰って来られること」を使命としてきたランドクルーザーは、その本質である「信頼性・耐久性・悪路走破性」を世界中のお客様の使用実態に基づいて鍛え、進化し続けます。
KING OF SUVランドクルーザー。
このページではそのモデルの歴史を振り返ります。
【車名の由来】英語の「Land(陸)」と「Cruiser(巡洋艦)」を合成した名前で、「陸の巡洋艦」という意味
- Station Wagon50/60/80/100/200/300
- Heavy DutyBJ/20/40/70
- Light Duty70/90/120/150(PRADO)250
1951
TOYOTA JEEP BJ SERIES(TOP写真)
1951年、当時の警察予備隊(現 陸上自衛隊)向けに計画された車両で、小型トラックSB型用のシャシーを四輪駆動用に改め、これに「AA型」や「AC型乗用車」に搭載していた6気筒3400ccのB型ガソリン・エンジンを搭載、大排気量エンジンの採用により高い性能を示しましたが、実績があることを理由に「三菱 ジープ(北米ウィリス・ジープのライセンス生産車)」が正式採用されることが決まり、これを機に「トヨタ ジープ」は民生用に転換して、1953年に量産を開始しました。
「ジープ」の名がウィリス オーバーランド社の商標であることから、1954年6月に「ランドクルーザー」の車名に変更、長い歴史の幕開けです。
「ジープ」の名がウィリス オーバーランド社の商標であることから、1954年6月に「ランドクルーザー」の車名に変更、長い歴史の幕開けです。
1955
LANDCRUISER 20 SERIES
1955年11月に発売された2代目で、通称「20系」と呼ばれるモデルです。初代とは異なり民間向けにふさわしい外観としました。
多岐にわたる用途に応えるべく、シャシーはホイールベース2285mmと2430mでスタートし、モデルライフ末期の1959年に2650mmを追加、エンジンは初代から引き継いだ3.4リッター(B)と、初代の末期に消防仕様車に搭載した3.9リッター(F)の直列6気筒ガソリンユニット2機種で、1956年の途中からF型に一本化、4輪駆動(1速トランスファー)のほか、警察パトロール用に後輪駆動も設定されました。ボデーバリエーションはソフトトップ、ピックアップ、2ドアバン、4ドアバン、消防車などが設定されました。
なお、この2代目から、北米をはじめ海外への本格的な輸出が始まりました。
多岐にわたる用途に応えるべく、シャシーはホイールベース2285mmと2430mでスタートし、モデルライフ末期の1959年に2650mmを追加、エンジンは初代から引き継いだ3.4リッター(B)と、初代の末期に消防仕様車に搭載した3.9リッター(F)の直列6気筒ガソリンユニット2機種で、1956年の途中からF型に一本化、4輪駆動(1速トランスファー)のほか、警察パトロール用に後輪駆動も設定されました。ボデーバリエーションはソフトトップ、ピックアップ、2ドアバン、4ドアバン、消防車などが設定されました。
なお、この2代目から、北米をはじめ海外への本格的な輸出が始まりました。
1960
LANDCRUISER 40 SERIES
1960年8月に発売した3代目で「40系・ヨンマル」と呼ばれるモデルです。信頼性の高いクロスカントリー車として海外でも高い評価を得ました。
シャシーは、2代目と同じでホイールベースはショート2285mm、ミドル2430mm、ロング2650mmの3種類。1963年に、海外向けのみ、ピックアップとキャブ&シャシー用に2950mmが追加されました。
基本ボデーバリエーションも2代目と同様で、ソフトトップ、2ドアバン、4ドアバン、ピックアップ、消防車を設定、1967年7月、専用ボデーのステーションワゴン(FJ55)を設定し、4ドアバンと置き換えました。1973年、6気筒3.6リッターディーゼルエンジン(H)を追加。1974年、4気筒3リッターディーゼルエンジン(B)を追加し、日本国内でようやく個人が求めやすい4ナンバー(小型貨物)カテゴリーとなり、「ランドクルーザー」の主力エンジンとなりました。
24年間にわたって世界中で愛用され「40(ヨンマル、forty)」と呼ばれるようになったモデルです。
シャシーは、2代目と同じでホイールベースはショート2285mm、ミドル2430mm、ロング2650mmの3種類。1963年に、海外向けのみ、ピックアップとキャブ&シャシー用に2950mmが追加されました。
基本ボデーバリエーションも2代目と同様で、ソフトトップ、2ドアバン、4ドアバン、ピックアップ、消防車を設定、1967年7月、専用ボデーのステーションワゴン(FJ55)を設定し、4ドアバンと置き換えました。1973年、6気筒3.6リッターディーゼルエンジン(H)を追加。1974年、4気筒3リッターディーゼルエンジン(B)を追加し、日本国内でようやく個人が求めやすい4ナンバー(小型貨物)カテゴリーとなり、「ランドクルーザー」の主力エンジンとなりました。
24年間にわたって世界中で愛用され「40(ヨンマル、forty)」と呼ばれるようになったモデルです。
1967
LANDCRUISER 50 SERIES
1967年8月、ホイールベース2650mmの4ドアバン(FJ45V)に代わるモデルとして、ホイールベースを2700mmとしたシャシーに、全く新しい、独自のデザインを持つ本格的ステーションワゴン「FJ55」を発売しました。日本国内ではバン(商用車)として設定しましたが、主要市場である海外向けには乗用車として設定されました。
バックドアは、ガラス窓を下げてから手前に引き倒して開くタイプ、または観音開きタイプの2種類を用意。パワートレーンは、125HP(1969年から130HP)を発揮する6気筒3.9リッターのガソリンエンジン(F)と2速トランスファー・3速MTを組合せ、1975年1月に日本国内向けは排ガス規制対応のため、直列6気筒4230cc135HPエンジン(2F)・4速MTのFJ56Vに切り替えました。
バックドアは、ガラス窓を下げてから手前に引き倒して開くタイプ、または観音開きタイプの2種類を用意。パワートレーンは、125HP(1969年から130HP)を発揮する6気筒3.9リッターのガソリンエンジン(F)と2速トランスファー・3速MTを組合せ、1975年1月に日本国内向けは排ガス規制対応のため、直列6気筒4230cc135HPエンジン(2F)・4速MTのFJ56Vに切り替えました。
1980
LANDCRUISER 60 SERIES
1980年8月に発売した「55系」の後継モデルで「60系・ロクマル」と呼ばれるモデルです。海外向けはステーションワゴンでしたが、日本国内向けはバン(商用車)カテゴリーで販売。外観を一新し、ガソリンエンジンは排気量を4.2リッターに増やして性能向上した2F型と、新たに3.4リッターディーゼルエンジンを搭載しました。
フロントシートをベンチタイプから最適な運転姿勢をとれるセパレートタイプに変更し、乗車定員は従来の6名から5名に、エアコンやパワーステアリング、ファブリックシートなども用意したことで、広く個人ユーザーにも支持されたモデルです。
2年後には、6気筒3980ccの2H型ディーゼルを追加。後期にはターボやEFIなどのハイパワーエンジン搭載モデルも追加。オートマチックトランスミッション、デフロックなどの機能も次々に設定しました。
フロントシートをベンチタイプから最適な運転姿勢をとれるセパレートタイプに変更し、乗車定員は従来の6名から5名に、エアコンやパワーステアリング、ファブリックシートなども用意したことで、広く個人ユーザーにも支持されたモデルです。
2年後には、6気筒3980ccの2H型ディーゼルを追加。後期にはターボやEFIなどのハイパワーエンジン搭載モデルも追加。オートマチックトランスミッション、デフロックなどの機能も次々に設定しました。
1984
LANDCRUISER 70 SERIES
1984年11月に発売された「40系」の後継モデルで「70系・ナナマル」と呼ばれるモデルです。かつては業務用途主体だった4輪駆動車が、乗用車代わりにも使われるようになってきたため、スタイルを一新し、快適性・操作性・使用性の向上を図り、新たな需要にも応えられるようにしました。
スタイルは「40系」のイメージを継承したもので、フロントガラスに曲面ガラスを採用。室内は居住空間を拡げると同時に、実用性も向上させました。ボデーバリエーションは従来の幌タイプ、バンタイプに加えてFRPトップ車を設定。広い用途に対応するため、2310mmから3180mmの範囲で5種類のホイールベースを用意し、ボデーなしの特装車用シャシーも設定しました。
1999年、フロントサスペンションをリジッドアクスルのままリーフスプリングからコイルスプリングに変更し、乗り心地の向上を図りました。エンジンはガソリン、ディーゼルともに4、5、6気筒を使い分け、輸出用にはV型8気筒4.5リッターのディーゼルエンジン仕様も設定されました。
※2004年に日本国内での販売を終了しましたが、2014年8月から2015年6月までの期間で5ドアのバン/ピックアップが限定販売されました。(4.0Lガソリンエンジン・5MTのみ)
スタイルは「40系」のイメージを継承したもので、フロントガラスに曲面ガラスを採用。室内は居住空間を拡げると同時に、実用性も向上させました。ボデーバリエーションは従来の幌タイプ、バンタイプに加えてFRPトップ車を設定。広い用途に対応するため、2310mmから3180mmの範囲で5種類のホイールベースを用意し、ボデーなしの特装車用シャシーも設定しました。
1999年、フロントサスペンションをリジッドアクスルのままリーフスプリングからコイルスプリングに変更し、乗り心地の向上を図りました。エンジンはガソリン、ディーゼルともに4、5、6気筒を使い分け、輸出用にはV型8気筒4.5リッターのディーゼルエンジン仕様も設定されました。
※2004年に日本国内での販売を終了しましたが、2014年8月から2015年6月までの期間で5ドアのバン/ピックアップが限定販売されました。(4.0Lガソリンエンジン・5MTのみ)
1989
LANDCRUISER 80 SERIES
1989年10月に発売した「60系」の後継車で「80系・ハチマル」と呼ばれるモデルです。このモデルからステーションワゴン(乗用車、8名乗り)仕様も設定、北米や豪州を中心とする海外市場での商品力を強化するため、ボデーを全長4970mm、全幅1930mmとひとまわり大型化し、スタイルも仕様・装備も高級SUVとしての性格を強めました。
エンジンは当初、ワゴンに直列6気筒4リッターガソリンを、バンには新規開発の直列6気筒4.1リッター自然吸気/ターボディーゼルを搭載。機構面では、リジッドアクスル式サスペンションのスプリングをリーフスプリングから乗り心地にすぐれるコイルスプリングに変更し、上級モデルにはセンターデフ付のフルタイム4WDを採用。1992年8月には、ガソリンエンジンを直列6気筒4.5リッター24バルブの215PSユニットに変更。高級SUVでありながら極めて過酷な自然環境下で発揮される、高い性能と耐久性は広く世界で支持されました。
エンジンは当初、ワゴンに直列6気筒4リッターガソリンを、バンには新規開発の直列6気筒4.1リッター自然吸気/ターボディーゼルを搭載。機構面では、リジッドアクスル式サスペンションのスプリングをリーフスプリングから乗り心地にすぐれるコイルスプリングに変更し、上級モデルにはセンターデフ付のフルタイム4WDを採用。1992年8月には、ガソリンエンジンを直列6気筒4.5リッター24バルブの215PSユニットに変更。高級SUVでありながら極めて過酷な自然環境下で発揮される、高い性能と耐久性は広く世界で支持されました。
1990
LANDCRUISER 70PRADO SERIES
1990年4月、ショートホイールベースの3ドアのみの設定だった「ランドクルーザー70」系のワゴンとバンにロングホイールベースの5ドア車を追加、これを機に、ワゴンモデルは「ランドクルーザー70系」から分離し「初代ランドクルーザープラド」として誕生、今でも通称「ナナマルプラド」と呼ばれ人気の高いモデルです。当時は好調な販売を見せていた「三菱 パジェロ」が席巻する市場に投入されました。
3ドア車は2列シートの5名乗り、5ドア車は3列シートの8名乗り。発売当時のエンジンは97PSを発揮する直列4気筒SOHCの2.4リッター・ターボディーゼル(2L-TE)でしたが、1993年5月には、新開発の4気筒3リッター・ディーゼルターボ(1KZ-TE)の130PSユニットに代わりました。トランスミッションは5速MTないしは電子制御4速AT。駆動方式は2速トランスファーを介するパートタイム4輪駆動を設定しました。
3ドア車は2列シートの5名乗り、5ドア車は3列シートの8名乗り。発売当時のエンジンは97PSを発揮する直列4気筒SOHCの2.4リッター・ターボディーゼル(2L-TE)でしたが、1993年5月には、新開発の4気筒3リッター・ディーゼルターボ(1KZ-TE)の130PSユニットに代わりました。トランスミッションは5速MTないしは電子制御4速AT。駆動方式は2速トランスファーを介するパートタイム4輪駆動を設定しました。
1996
LANDCRUISER 90PRADO SERIES
1996年5月に発売した2代目プラド、通称「90プラド」と呼ばれるモデルです。このモデルチェンジで乗用車的な性格を備えた4WDへと舵を切りました。3ドアのショート(5名乗り)、5ドアのロング(8名乗り)との2種のボデーは、ともに先代より大型化し3ナンバーサイズに、ヘッドライトなどフロント回りのデザインを、ショートはスポーティに、ロングは力強い印象にすることで両車の個性を分けました。
エンジンは新たにV型6気筒DOHCの3.4リッター185PS(5VZ-FE)ガソリンを加え、先代から引き継いだ4気筒SOHCの3リッター・ディーゼルターボ(1KZ-TE)は、インタークーラーの追加などにより、140PSに出力を向上させました。駆動方式はこれまでのパートタイム4WDからフルタイム4WDへ変更し、サスペンションは「ハイラックス サーフ」との共用化により、前がダブルウィッシュボーン/コイルの独立、後ろはラテラルロッド付4リンク/コイルとしました。1997年4月には4気筒DOHCの2.7リッター150PSのガソリン・エンジンを追加(3RZ-FE)、2000年7月にはディーゼルターボユニットをコモンレール式3リッター 170PS(1KD-FTV)に変更しました。
エンジンは新たにV型6気筒DOHCの3.4リッター185PS(5VZ-FE)ガソリンを加え、先代から引き継いだ4気筒SOHCの3リッター・ディーゼルターボ(1KZ-TE)は、インタークーラーの追加などにより、140PSに出力を向上させました。駆動方式はこれまでのパートタイム4WDからフルタイム4WDへ変更し、サスペンションは「ハイラックス サーフ」との共用化により、前がダブルウィッシュボーン/コイルの独立、後ろはラテラルロッド付4リンク/コイルとしました。1997年4月には4気筒DOHCの2.7リッター150PSのガソリン・エンジンを追加(3RZ-FE)、2000年7月にはディーゼルターボユニットをコモンレール式3リッター 170PS(1KD-FTV)に変更しました。
1998
LANDCRUISER 100 SERIES
1998年1月に発売した「ランドクルーザー80」の後継モデルです。「ランドクルーザー100(通称:ランクル100)」では、4WDとしての基本性能の向上に加えて、高級4WDとしてのプレステージ性も高めました。5ドアのワゴンボデーは、これまでと同様にセパレートフレーム構造を採用し、ボデーサイズを大型化して室内寸法を拡大しました。
エンジンは、ワゴン用に235PSを発揮する、V型8気筒DOHC32バルブ4663ccガソリンユニット(2UZ-FE)を新開発。これに4速オートマチックのECT-iを組み合せ(2002年8月に5AT化)、副変速機付フルタイム4WDとしました。バンには205PSを発揮するL6・24バルブ4.2リッター直噴FFIディーゼルターボ(1HD-FTE)を搭載。フロントサスペンションは「80」のリジッドアクスル式に代えてダブルウィッシュボーン/トーションバー独立式を採用し、トップモデルの“VXリミテッド”には、油圧車高調整機構(AHC)とスカイフックTEMSとを合わせた先進のシステムをオプション設定。また、ステアリングは新たにラック・アンド・ピニオン式としました。ブレーキは、前後ともベンチレーテッド・ディスクで、油圧式ブレーキブースターを新採用しました。
1998年12月には、最上級グレードの“シグナス”を発売しました。
エンジンは、ワゴン用に235PSを発揮する、V型8気筒DOHC32バルブ4663ccガソリンユニット(2UZ-FE)を新開発。これに4速オートマチックのECT-iを組み合せ(2002年8月に5AT化)、副変速機付フルタイム4WDとしました。バンには205PSを発揮するL6・24バルブ4.2リッター直噴FFIディーゼルターボ(1HD-FTE)を搭載。フロントサスペンションは「80」のリジッドアクスル式に代えてダブルウィッシュボーン/トーションバー独立式を採用し、トップモデルの“VXリミテッド”には、油圧車高調整機構(AHC)とスカイフックTEMSとを合わせた先進のシステムをオプション設定。また、ステアリングは新たにラック・アンド・ピニオン式としました。ブレーキは、前後ともベンチレーテッド・ディスクで、油圧式ブレーキブースターを新採用しました。
1998年12月には、最上級グレードの“シグナス”を発売しました。
2002
LANDCRUISER 120PRADO SERIES
2002年10月に発売された3代目プラドで、通称「120プラド」と呼ばれるモデルです。新設計の高剛性フレームを採用し、操縦性・走行安定性・静粛性を向上。センターデフに新開発のトルセンLSDを採用して、オフロード走破性・オンロード性能を大幅に高めました。さらに高度な登降坂制御を行うアクティブTRCを設定して走破性を高める一方、オンロードの操縦性・走行安定性と乗り心地を向上させたH∞-TEMSとリヤ電子制御エアサスペンションを設定しました。
エンジンは環境性能にも配慮した、V6・3.4リットル と2.7リットルのガソリン、3.0リットルインタークーラー付ディーゼルターボの3種類を設定しました。
エンジンは環境性能にも配慮した、V6・3.4リットル と2.7リットルのガソリン、3.0リットルインタークーラー付ディーゼルターボの3種類を設定しました。
2007
LANDCRUISER 200 SERIES
2007年9月に発売した「ランドクルーザー100」の後継車です。「ランドクルーザー200(通称:ランクル200)」ではボデーサイズを全長60mm、全幅30mm拡大しました。セパレートフレーム構造のプラットフォームを一新し、剛性、耐久性、衝突安全性能、室内の快適性を向上させました。
エンジンは、V8・4.7L 2UZ-FEガソリンエンジンをベースに、新たに吸気VVT-iを採用するなどして、出力を39kW (53PS)増強。岩石路、砂地路、急坂路などで、極低速を自動的に維持する世界初のクロールコントロールと、走行状況に応じて、前後の駆動力配分を瞬時に選択し、スムーズで安定した走りを可能とする新開発のトルセンLSD付トランスファーを標準装備しました。優れた走破性を備える高級SUVとして、100カ国以上で販売されました。
エンジンは、V8・4.7L 2UZ-FEガソリンエンジンをベースに、新たに吸気VVT-iを採用するなどして、出力を39kW (53PS)増強。岩石路、砂地路、急坂路などで、極低速を自動的に維持する世界初のクロールコントロールと、走行状況に応じて、前後の駆動力配分を瞬時に選択し、スムーズで安定した走りを可能とする新開発のトルセンLSD付トランスファーを標準装備しました。優れた走破性を備える高級SUVとして、100カ国以上で販売されました。
2009〜
LANDCRUISER 150PRADO SERIES
2009年9月に発売した4代目プラドで、通称「150プラド」と呼ばれるモデルです。これを機に1996年5月以来そのシャシーを使っていた「ハイラックス サーフ」を統合しました。また国内向けはロングホイールベース(2790mm)モデルのみとし、ショートホイールベース仕様は海外向けに継続。4気筒2.7リッターと4リッターV6エンジンを含めサスペンションなどの機構面は先代を踏襲しました。新たに、極低速でのオフロード走行を容易にするクロールコントロールや、オフロード走破性を高める運転支援システムのマルチテレインセレクトなどの先進機能を設定しました。
内装ではセカンドシートに足元スペースを広げるスライド機構と、3列目への乗降性を高めるウォークイン機構を助手席側に備え、サードシートはスイッチ一つで格納・復帰できる電動フロア格納機構を採用するとともに足元を50mm低床化し、居住性と利便性を向上させています。
内装ではセカンドシートに足元スペースを広げるスライド機構と、3列目への乗降性を高めるウォークイン機構を助手席側に備え、サードシートはスイッチ一つで格納・復帰できる電動フロア格納機構を採用するとともに足元を50mm低床化し、居住性と利便性を向上させています。
2021~
LANDCRUISER 300 SERIES
14年ぶりのモデルチェンジで2021年8月に発売された「ランドクルーザー200」の後継車です。「ランドクルーザー300(通称:ランクル300)」ではランドクルーザーの本質である「信頼性・耐久性・悪路走破性」を進化、フレーム構造を踏襲しながらもTNGAの考えに基づくGA-Fプラットフォームを採用し、長年にわたる技術の積み重ねと最新の技術を融合し、素性を刷新しました。
GA-Fプラットフォームの採用により、ボディとフレームを刷新、高い剛性を確保しながら、車両として約200kgの大幅な軽量化を実現しました。
エンジンにはパワーと環境性能を兼ね備えた、V6・3.5L V35A-FTSツインターボガソリンエンジンと、V6・3.3L V33A-FTVツインターボディーゼルエンジンを設定、これにDirect Shift-10ATを組み合わせ、ドライバーの意志に寄り添った力強い走りを実現しています。なお、ランドクルーザーにおける日本国内でのディーゼルエンジンの搭載はランクル100以来となります。
また、時代に見合い最新世代のランドクルーザーにふさわしい安心・安全装備として、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」、セキュリティ対策としてトヨタ初の指紋認証スタートスイッチを設定しました。
さらに、よりオフロードに特化した「GR SPORT」グレードを新設定、世界初の電子制御でスタビライザー効果を変化させるE-KDSSを搭載するなど、世界で最も過酷と称されるダカールラリー参戦ドライバーからの改善を直接反映させた仕様です。
GA-Fプラットフォームの採用により、ボディとフレームを刷新、高い剛性を確保しながら、車両として約200kgの大幅な軽量化を実現しました。
エンジンにはパワーと環境性能を兼ね備えた、V6・3.5L V35A-FTSツインターボガソリンエンジンと、V6・3.3L V33A-FTVツインターボディーゼルエンジンを設定、これにDirect Shift-10ATを組み合わせ、ドライバーの意志に寄り添った力強い走りを実現しています。なお、ランドクルーザーにおける日本国内でのディーゼルエンジンの搭載はランクル100以来となります。
また、時代に見合い最新世代のランドクルーザーにふさわしい安心・安全装備として、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」、セキュリティ対策としてトヨタ初の指紋認証スタートスイッチを設定しました。
さらに、よりオフロードに特化した「GR SPORT」グレードを新設定、世界初の電子制御でスタビライザー効果を変化させるE-KDSSを搭載するなど、世界で最も過酷と称されるダカールラリー参戦ドライバーからの改善を直接反映させた仕様です。
2023〜
NEW LANDCRUISER 70
ランドクルーザー"70"シリーズは1984年に、業務用途や過酷な環境での使用を主体とするヘビーデューティーモデルとして誕生。今回の国内再導入に伴い、信頼性・耐久性・悪路走破性など"70"らしさはそのままに、パワートレーン、操縦安定性、デザイン、安全性能をアップデートしました。
パワートレーンには力強い動力性能と低燃費を両立する2.8L直噴ターボディーゼルエンジン「1GD-FTV」を採用。高トルク・高出力を兼ね備え、タフなオフロード性能を確保しながら、低騒音・静粛性への配慮、高い燃費性能も実現しました。
さらに、耐久性に優れ信頼度の高い伝統のラダーフレームを採用するなど、優れたオフロード走破性を維持しながら、さらに高いオンロードでの乗り心地を実現しています。
パワートレーンには力強い動力性能と低燃費を両立する2.8L直噴ターボディーゼルエンジン「1GD-FTV」を採用。高トルク・高出力を兼ね備え、タフなオフロード性能を確保しながら、低騒音・静粛性への配慮、高い燃費性能も実現しました。
さらに、耐久性に優れ信頼度の高い伝統のラダーフレームを採用するなど、優れたオフロード走破性を維持しながら、さらに高いオンロードでの乗り心地を実現しています。
2024〜
LANDCRUISER 250
ランドクルーザー"250"シリーズは、ランドクルーザーの中核モデルとして悪路走破性をベースに扱いやすさを付与し、多くの人々の生活を支える役割と使命を担うべく新たに誕生しました。
"300"シリーズと同じ強固なGA-Fプラットフォームを採用し、ランドクルーザー初となる、電動パワーステアリング(EPS)とSDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)を搭載。電動パワーステアリングはオフロードでのキックバック低減に加え、オフロード・オンロードを問わない扱いやすさを確保。SDMはスイッチ操作でフロントスタビライザーのロック/フリーを切り替えることができ、オフロードでの悪路走破性・乗り心地とオンロードの操縦安定性を両立ました。
パワートレーンは、2.8L直噴ターボディーゼルエンジン+Direct Shift-8ATおよび2.7Lガソリンエンジン+6 Super ECTといった力強い走りと高い環境性能を実現する2タイプを設定。そのパワーは、センターディファレンシャルにトルセン®LSDを備えたフルタイム4WDによって余すことなく四輪に伝達。電動リヤデフロックが悪路での力強い走破性を発揮するとともに、前後駆動力配分の自由度を拡大し、より卓越した走行安定性を実現しました。
現行モデル
BRAND MOVIE
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■本ページの画像の引用や転載は固くお断りいたします。
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