HISTORY OF CROWN

「日本の道に、日本人が作ったクルマを走らせたい」
クラウンは、その夢を実現した最初のクルマでした。
初代から新型クラウンに至るまで
その時代のトップランナーとして走り続けるクラウン。
65年という時を超えた今日でも
クラウンは常に時代とともに革新し挑戦し続けます。
クラウンは、その夢を実現した最初のクルマでした。
初代から新型クラウンに至るまで
その時代のトップランナーとして走り続けるクラウン。
65年という時を超えた今日でも
クラウンは常に時代とともに革新し挑戦し続けます。

初代クラウン
〈RSD〉

クラウンが切り開いた日本独自のクルマづくり
まだ日本が海外の協力を得ながらクルマを造っていた時代、トヨタは独自開発で初代クラウンを完成させました。最高速度100km/h、「トヨグライド」と名付けられた国内初のオートマチックトランスミッション、ダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションなど、すべてにおいて本格的乗用車としての完成度を備えていました。「観音開きのクラウン」と称されるとおり、外観的には観音開きのドアが特徴です。
[主な採用技術]
・観音開きドア
・1.5/1.9L直列4気筒OHVエンジン
・前輪独立懸架(ダブルウィッシュボーンサスペンション)〈日本初〉
・トヨグライド(2速半自動A/T)〈日本初〉
[主な採用技術]
・観音開きドア
・1.5/1.9L直列4気筒OHVエンジン
・前輪独立懸架(ダブルウィッシュボーンサスペンション)〈日本初〉
・トヨグライド(2速半自動A/T)〈日本初〉

2代目クラウン
〈RS41〉

伸びやかで美しいフォルム、2代目クラウン発売開始
クラウンは富裕層のみならずタクシー業界からも支持を得ていましたが、さらなる高性能や乗りごこちを求め、フルモデルチェンジを敢行しました。全長4,610mmのワイド&ロースタイルで、さらなる高級化を訴求、王冠のエンブレムが図案化されたのもこの2代目からで、現在もなおフロントグリルを飾り続けています。
[主な採用技術]
・X型フレーム
・2.6L V型8気筒 OHVエンジン(クラウン・エイトに搭載)
・2.0L 直列6気筒 SOHCエンジン
・トヨグライド(完全自動化)〈日本初〉
[主な採用技術]
・X型フレーム
・2.6L V型8気筒 OHVエンジン(クラウン・エイトに搭載)
・2.0L 直列6気筒 SOHCエンジン
・トヨグライド(完全自動化)〈日本初〉

3代目クラウン
〈MS51〉

高級車の概念を一新、個人ユーザーに圧倒的な支持を得た“白いクラウン”
各地で高速道路が整備される中、ゆとりある高速長距離セダンをテーマに開発、日本の美を意識した端正なスタイル、1968年にはクラス初の2ドアハードトップが追加されました。「白いクラウン」というキャッチコピーは、幸せなハイライフの象徴となり、自家用車のマーケットを拡大、地位を確立しました。
[主な採用技術]
・2ドアハードトップボディ追加
・パワーステアリング
・ペリメーターフレーム〈日本初〉
・パワーウインドゥ
・フロントディスクブレーキ
[主な採用技術]
・2ドアハードトップボディ追加
・パワーステアリング
・ペリメーターフレーム〈日本初〉
・パワーウインドゥ
・フロントディスクブレーキ

4代目クラウン
〈MS60〉

デザインも走りもエレガントに、個性ある高級サルーンへの変身
順調に推移する経済とともに、世相的にも本当の“美しさ”“豊かさ”を模索し始めたこの時期、クラウンも美しい丸みを帯びたスピンドルシェイプ(紡錘型)を採用、空力を意識した先進的・個性的なスタイルに変身しました。ここで車名も「トヨペット・クラウン」から「トヨタ・クラウン」に変更となりました。
[主な採用技術]
・ボディ一体型カラードバンパー
・3速EAT(電子制御式自動変速装置)
・2.6L 直列6気筒 SOHCエンジン
・後輪ESC(横滑り防止装置)
・EFI(電子制御燃料噴射装置)
[主な採用技術]
・ボディ一体型カラードバンパー
・3速EAT(電子制御式自動変速装置)
・2.6L 直列6気筒 SOHCエンジン
・後輪ESC(横滑り防止装置)
・EFI(電子制御燃料噴射装置)

5代目クラウン
〈MS85〉

世界初の4速A/T搭載、高級車にふさわしい風格
オイルショックによる混乱の中、この5代目から“日本の真の高級車”というイメージが確立、重厚さをテーマに高級感と安定感を強調したデザイン、高級車に相応しい装備も搭載され、新たに誕生した4ドアピラードハードトップが大ヒットしました。また排ガス対策への取り組みも高い評価を受けました。
[主な採用技術]
・4ドアハードトップボディ追加
・2.2L 直列4気筒 SOHCディーゼルエンジン
・オーバードライブ付4速A/T〈世界初〉
・車速感応型パワーステアリング〈日本初〉
・4輪ディスクブレーキ
・ペダル式パーキングブレーキ
・後席パワーシート
・TTC-C(触媒方式による排ガス対策技術)
[主な採用技術]
・4ドアハードトップボディ追加
・2.2L 直列4気筒 SOHCディーゼルエンジン
・オーバードライブ付4速A/T〈世界初〉
・車速感応型パワーステアリング〈日本初〉
・4輪ディスクブレーキ
・ペダル式パーキングブレーキ
・後席パワーシート
・TTC-C(触媒方式による排ガス対策技術)

6代目クラウン
〈MS112〉

トヨタ初のターボ車など、次世代を見据えた革新的モデル
日本の高級車として確固たる地位を確立していたクラウンの6代目は「新時代を開く伝統の最高級車」をテーマに誕生しました。直線基調のボクシ―なスタイルを踏襲し、よりフォーマルな佇まいを醸し出したデザインや、トヨタ初のターボ車を投入するほか、エレクトロニクス化の先駆けとなる革新に満ちていました。
[主な採用技術]
・ツートーンボディカラー
・2.8L 直列6気筒 SOHCエンジン
・ターボエンジン(2.0L 直列6気筒 SOHC)
・前席パワーシート
・クルーズコンピューター(燃料消費・平均車速などを表示)
[主な採用技術]
・ツートーンボディカラー
・2.8L 直列6気筒 SOHCエンジン
・ターボエンジン(2.0L 直列6気筒 SOHC)
・前席パワーシート
・クルーズコンピューター(燃料消費・平均車速などを表示)

7代目クラウン
〈MS125〉

「いつかはクラウン」という、憧れのシンボルへ成長
バブル前夜の1983年、「いつかはクラウン」の名キャッチコピーで一世を風靡、セダンと4ドアハードトップの2ボディ展開、エンジンは11種類にものぼり、豊かになった日本のステイタスシンボルになりました。また日本初となるスーパーチャージャーを搭載、4輪独立サスペンションの採用など、先進的な進化を遂げました。
[主な採用技術]
・3.0L 直列6気筒 DOHCエンジン
・スーパーチャージャーエンジン(2.0L 直列6気筒 DOHC)〈日本初〉
・4輪独立懸架サスペンション〈日本初〉
・4輪ESC(ABSの前身)〈日本初〉
・前席マルチアジャスタブル・パワーシート(電動8WAY)
・リアラウンジ・パワーシート(左右6:4独立スライド)
・メモリー付チルト&テレスコピックステアリング〈世界初〉
[主な採用技術]
・3.0L 直列6気筒 DOHCエンジン
・スーパーチャージャーエンジン(2.0L 直列6気筒 DOHC)〈日本初〉
・4輪独立懸架サスペンション〈日本初〉
・4輪ESC(ABSの前身)〈日本初〉
・前席マルチアジャスタブル・パワーシート(電動8WAY)
・リアラウンジ・パワーシート(左右6:4独立スライド)
・メモリー付チルト&テレスコピックステアリング〈世界初〉


8代目クラウン
〈MS137〉

電子制御エアサスペンションをはじめ、ハイテク装備を導入
1987年、トヨタ創業50周年の節目の年、日本は繁栄の真っただ中でした。ハイテクという言葉が盛んに飛び交い、クラウンも最先端の装備を意欲的に採用しました。3ナンバー専用ボディにV8エンジンを搭載する、後のセルシオへと繋がるモデルも発表され、“クラウンを超えるのはクラウン”とも言われました。
[主な採用技術]
・3ナンバー専用ボディ
・4.0L V型8気筒 DOHCエンジン
・電子制御エアサスペンション
・TRC(トラクションコントロール)〈日本初〉
・CDインフォメーション(ナビシステムの前身)〈世界初〉
[主な採用技術]
・3ナンバー専用ボディ
・4.0L V型8気筒 DOHCエンジン
・電子制御エアサスペンション
・TRC(トラクションコントロール)〈日本初〉
・CDインフォメーション(ナビシステムの前身)〈世界初〉

9代目クラウン
〈JZS143〉

高級車の潮流にくさびを打ち込んだ、革新性のあるウェッジシェイプデザイン
9代目クラウンではセダンはマイナーチェンジに留められ、ハードトップのみがフルモデルチェンジ、さらにトップモデルをして「マジェスタ」が追加されました。マジェスタは、フルフレームに変わりモノコック構造、さらに4輪さブルウィッシュボーンなどが採用され、クラウンに新しい歴史が刻まれました。輸入高級車が増えつつある中で、確固たるクラウンらしさを見せつけました。
[主な採用技術]
・「マジェスタ」シリーズ登場
・3.0L 直列6気筒 DOHCエンジン(新開発)
・5速A/T
・エレクトロマルチビジョン(GPSナビ付)
[主な採用技術]
・「マジェスタ」シリーズ登場
・3.0L 直列6気筒 DOHCエンジン(新開発)
・5速A/T
・エレクトロマルチビジョン(GPSナビ付)

10代目クラウン
〈JZS155〉

最新モデルにも息づくVVT-i等、環境に寄与する新技術を搭載
クラウン誕生40周年に登場した10代目、ロイヤルシリーズは伝統であったペリメーターフレームから「マジェスタ」とプラットフォームを共用するモノコックボディを採用し、大幅な軽量化、低燃費化や操縦安定性向上を達成、またホイールベースが広がり室内スペースも拡大されました。デザインは日本の美意識を重視し、一目でクラウンとわかるトラディショナルかつ伸びやかなスタイルになりました。
[主な採用技術]
・モノコックボディ
・4WD設定
・VVT-i(連続可変バルブタイミング)
・VSC(車両安定制御システム)
・前席エアバッグ標準装備化・サイドエアバッグ設定
・GOA(衝突安全ボディ)
・ブレーキアシスト
[主な採用技術]
・モノコックボディ
・4WD設定
・VVT-i(連続可変バルブタイミング)
・VSC(車両安定制御システム)
・前席エアバッグ標準装備化・サイドエアバッグ設定
・GOA(衝突安全ボディ)
・ブレーキアシスト

11代目クラウン
〈JZS175〉

クラウンが魅せた攻めの姿勢、走りにこだわるアスリート発表
21世紀はすぐそこまで来ていました。高級セダンとしての地位を確立しながらも“攻め”の姿勢を取り続けるクラウンは、ヤングエグゼクティブをターゲットに走りのクラウン「アスリート」を発表、新世紀を迎えた2001年にはマイルド・ハイブリッドシステムを搭載し、環境問題に対する高級車のあり方を示しました。
[主な採用技術]
・「アスリート」シリーズ登場
・「エステート(ワゴンボディ)」フルモデルチェンジ
・D-4エンジン(ガソリン筒内直接噴射)
・280PSエンジン(アスリートV)
・マイルドハイブリッドシステム(THS-M)〈世界初〉
・ディスチャージヘッドライト
[主な採用技術]
・「アスリート」シリーズ登場
・「エステート(ワゴンボディ)」フルモデルチェンジ
・D-4エンジン(ガソリン筒内直接噴射)
・280PSエンジン(アスリートV)
・マイルドハイブリッドシステム(THS-M)〈世界初〉
・ディスチャージヘッドライト

12代目クラウン
〈GRS182〉

かつてゴールだったクルマがいま、スタートになる“ZERO CROWN”誕生
時代の変化とともに、いつしかクラウンは若い世代にとって興味の対象外となっていました。その危機感から走りを本物にし、デザインもイメージも刷新したいと考えました。世界を見据え、原点に立ち返り全てを一新する気概に満ちた開発により、デザインの刷新だけでなく、新開発のV6エンジンに象徴される新たな走りなど、クラウンの歴史は新たなスタートを切りました。
[主な採用技術]
・新プラットフォーム+新開発 V型6気筒エンジン
・シーケンシャルシフト付6速A/T
・AVS(減衰力制御機能付電子制御サスペンション)
・インテリジェントAFS(進行方向へのヘッドランプ自動照射)
・ナイトビュー(歩行者検知機能付夜間運転支援システム)
・歩行者傷害軽減ボディ構造〈世界初〉
・スマートエントリー&スタートシステム
[主な採用技術]
・新プラットフォーム+新開発 V型6気筒エンジン
・シーケンシャルシフト付6速A/T
・AVS(減衰力制御機能付電子制御サスペンション)
・インテリジェントAFS(進行方向へのヘッドランプ自動照射)
・ナイトビュー(歩行者検知機能付夜間運転支援システム)
・歩行者傷害軽減ボディ構造〈世界初〉
・スマートエントリー&スタートシステム

13代目クラウン
〈GRS202〉

運動性能を強化し手に入れた世界基準のポテンシャル
先代“ZERO CROWN”の正常進化として、先進安全技術を積極的に取り入れた13代目クラウン、世界基準のポテンシャル、ドライバーの“あぁ、すごい”という感動を呼び起こしました。さらにハイブリッドシリーズが登場、低燃費に加えてかつてない走行性能を高次元で実現しました。
[主な採用技術]
・TFT液晶ファイングラフィックメーター(ハイブリッドに搭載)
・ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム〈世界初〉
・VDIM(統合車両姿勢安定制御システム)
・VGRS(ギヤ可変ステアリング)
・ナイトビュー(歩行者検知機能付)
・アクティブノイズコントロール
[主な採用技術]
・TFT液晶ファイングラフィックメーター(ハイブリッドに搭載)
・ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム〈世界初〉
・VDIM(統合車両姿勢安定制御システム)
・VGRS(ギヤ可変ステアリング)
・ナイトビュー(歩行者検知機能付)
・アクティブノイズコントロール

14代目クラウン
〈AWS210〉

ニーズの先を行く環境性能で「新たな革新」に挑戦
原点回帰と革新をテーマに生まれ変わった新時代のクラウン。より大胆に強い個性を打ち出してデザインされたアグレッシブなフロントマスク、6気筒エンジンという固定概念から離脱し、爽快な走りに「環境」という新たな価値を与えられ新開発された直列4気筒2.5Lエンジンを搭載したハイブリッド車がラインアップに加わりました。単なる進化の延長線上にはない、ダイナミックな飛躍を遂げたクラウンは、世界でもひときわ輝く性能を身につけました。
[主な採用技術]
・新開発2.5Lハイブリッドシステム
・2.0L 直列4気筒ダウンサイジングターボエンジン
・ハイブリッド4WD
・「いなし」と「張り」をテーマにした新開発サスペンション
・Toyota Safety Sense P
・インテリジェントクリアランスソナー
・アダプティブハイビームシステム(AHS)
・ドライブスタートコントロール
・ジャパンカラーセレクションパッケージ(オーダーカラー)
[主な採用技術]
・新開発2.5Lハイブリッドシステム
・2.0L 直列4気筒ダウンサイジングターボエンジン
・ハイブリッド4WD
・「いなし」と「張り」をテーマにした新開発サスペンション
・Toyota Safety Sense P
・インテリジェントクリアランスソナー
・アダプティブハイビームシステム(AHS)
・ドライブスタートコントロール
・ジャパンカラーセレクションパッケージ(オーダーカラー)


15代目クラウン
〈AZSH20〉

進化し続けるフラッグシップ
ただ新しくするのではなく、クルマを革新すること。
デザインも性能も品質も、世の中の期待を超えていく。
フラッグシップとして、磨き上げた品格と存在感。
惜しみなく取り入れた、最新技術。
いつの時代も、次の時代を見据えて進化し続けます。
[主な採用技術]
・「TNGA」に基づき一新されたプラットフォーム
・6ライトウィンドウ
・ニュルブルクリンクで鍛えた走行性能
・3.5Lマルチステージハイブリッド
・コネクティッド技術
・新世代Toyota Safety Sense
デザインも性能も品質も、世の中の期待を超えていく。
フラッグシップとして、磨き上げた品格と存在感。
惜しみなく取り入れた、最新技術。
いつの時代も、次の時代を見据えて進化し続けます。
[主な採用技術]
・「TNGA」に基づき一新されたプラットフォーム
・6ライトウィンドウ
・ニュルブルクリンクで鍛えた走行性能
・3.5Lマルチステージハイブリッド
・コネクティッド技術
・新世代Toyota Safety Sense

16代目クラウン
〈AZSH35〉

DISCOVER YOUR CROWN.
DISCOVER CROWN SPIRIT PROJECT
Made for JAPAN を貫く、クラウンの「スピリット」に出会うため、ぼろぼろだったクラウンを甦らせ、愛知県から東京までの400kmを走破する「DISCOVER CROWN SPIRIT PROJECT」。福島トヨタが挑んだ5日間のダイジェスト映像です。
